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徒然と日記

落書きとかアニメの感想とか日常の色々なことなんかを書いていきます

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トップ2感想

どうも!原稿進捗ダメです!
スパクロイベントでトップ2が気になり、一気に観てしまいました!
大まかな感想はついったで呟きましたが、改めて感想を書こうと思います!
ネタばれ有りなので未視聴の方はご注意ください!



















このアニメはノノちゃんが主人公という感じではなかったなあと思いました。
確かに第一話はノノちゃんが宇宙パイロットを目指して頑張るということが描かれていましたが、話が進むにつれ、ノノちゃんは物語の鍵ではありながら主人公ではないように思えてきました。
特に、バスターマシンとして目覚めてからはラルクちゃんの目線で話が進み、最終話へと続きます。
トップ2はノノちゃんを通して成長するラルクちゃん達、そして人類の物語なのかなあと思いました。
チコちゃんに説教するノノちゃん、拘束具を外してラルクちゃんに語るノノちゃん、最終話でラルクちゃんと別れるノノちゃん。
ノノちゃんは誰かに勇気と希望を与える象徴なのではないかと思います。
特にラルクちゃんにとって友達であり、自分を変えるきっかけであり、自分が心から愛する存在になったんじゃないかなと思います。

ノノちゃんはノノリリのようになりたいと願い、ついにその目標を超えてしまいます。
皆を、人類を、そしてノノリリ=ノリコとカズミが帰る地球を守るために犠牲になることを選ぶ。
本当は普通の女の子になりたかったはずなのに、彼女はなれなかった。
その代わりに、ノノちゃんは特異点=愛(と解釈)をラルクちゃんに捧げます。
自分はノノリリの輝かせた愛をもらうからと。
4話からのノノちゃんのセリフがすごく響きます。
ノノちゃんが達観しているように見えて、でもノノちゃんはノノちゃんのままで。
彼女を見守っているはずがいつの間にか彼女に見守られているような感覚。
なんというか凄いなあと思います。
お姉さまであるラルクちゃんは、始めは能力者として扱われていますが、本物の宇宙怪獣の前で無力さを知り、挫折を味わい、ノノちゃんが戦っている時に守られている、ただの人間なんだと感じました。
ラルクちゃんにとってノノちゃんはどういう存在だったのでしょうか。
大切な友達、それ以上に大切な何かだったのでしょうか。
最終話のモノローグでラルクちゃんはノノちゃんのことをノノリリに話したいと言っています。
ノノリリが輝かせた愛をもらったノノちゃん、そのノノちゃんから愛を捧げられたラルクちゃん、そして、帰ってきたノノリリにノノちゃんの愛を伝えるラルクちゃん。
二つのトップは繋がったと思いました。
描かれてはいませんが、きっとラルクちゃんとノリコちゃんは出会うのでしょう。
そして、地球を救った普通の女の子の話をするのでしょう。
私は大声でオカエリナサイと言いたいです。
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